2018年11月05日

いまさら聞けない、ソフトウェアライセンスの種類

こんにちは、川島です。
今回は、ソフトを導入する際にかかるソフトウェアライセンスの種類
について書きたいと思います。

基本的にパソコン・サーバ上で動作するソフトウェアにはライセンスが存在します。
簡単に言うと、『どの範囲・期間・料金で利用を許可します』と開発元が
定めたルールのことです。その範囲から外れた利用はライセンス違反となります。

ソフトウェアには無料のものもあれば、有料のものもあります。
細かくはいろいろありますが、ソフトウェアライセンスの主たるところは
下記4種になります。

●フリーウェア
●シェアウェア
●オープンソース
●商用・市販ソフトウェア

では、それぞれについて簡単にご説明します。

【フリーウェア/オープンソース】
フリーウェアは、無料のソフトウェアライセンスのものをいい、
無料でダウンロード配布等しているものになります。

オープンソースというものは、ソフトウェアのソースコード(プログラムの中身)を
公開し、利用する企業や個人が修正を入れるなどして提供してもよい
というものになります。
しかしながら、敷居としては高めで、しかも基本的には無保証になります。
動きがおかしいなどがあっても、自己解決することが求められます。

フリーウェアは、オープンソースとは違い、無料で配布しているものの、
変更することはできず、『商用利用ができない場合がある・再配布できない』など
制限があるものがほとんどです。フリーであっても著作権を放棄しているわけではない
こともご注意を。


【シェアウェア/商用・市販ソフトウェア】
フリーウェアに対し、試用は無料だが、その後の利用は有料となったり、
追加機能を利用するには有料だったりするのがシェアウェアです。
基本的には、ダウンロード販売を取っており、個人開発の場合もあります。

商用・市販ソフトウェアは個人向けではなく、企業向けのものが多く、専門分野特化
のものが多く、その分野における機能が充実したものが多いです。
その分、金額も高額になりがちです。また、ライセンス契約の形態も書ききれないほど
複雑なものがあります。

しかし、対価が必要なだけに機能修正や変わっていくパソコン環境にも対応できるように
アップデートもされていきます。シェアウェアもこのあたりは同様です。

さて、今回はソフトウェアのライセンスについて書きましたが、
そもそもなぜこれを書いたかというと、お客様先で業務をするにあたって
自分の遣っているソフトに対するライセンスについての考えが希薄に感じたんですよね。

利用制限・期限があったり、他にも必要なライセンスがあったり、
思っている以上に複雑なんです。

ここで記載しているのもライセンスの大枠のみだったりします。
もう少し掘り下げると、細かく契約形態が存在します。

たとえば、マイクロソフト社のOfficeのライセンスも実に分かり難い。
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2013/license/commercial.aspx
※参考:マイクロソフト社 『Officeライセンスのご案内 Officeの買い方・選び方』

そのため、会社でのソフトウェア導入の際は、開発元にライセンスについて細かく
確認されるか、私たちのような導入支援を行っているような会社を挟むなどを
お奨めします。企業向けソフトウェアは、本当にライセンス体系が非常にわかり難いです。

ライセンス違反や、本来やりたかった事ができないなどの無いように
気をつけてくださいね。

それでは今回はこの辺で。
posted by 川島 at 11:25| Comment(0) | 運用保守 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月27日

パソコンの空冷と水冷、どっちがいいの?

こんにちわ
和地です。

まだまだ暑い日が続きますね。
プライベートの話ですが、休日運動不足解消のためにロードバイクを漕いだのですが
あまりの暑さに予定時間を切り上げて家に帰るくらい辛い暑さが続いております。


そんな中前回川島が『熱暴走』対策について書いておりましたね
その記事はこちら

その続き・・・というわけではありませんが
今回はパソコンの冷却方法についてお話したいと思います。

パソコンの冷却方法は大きく分けて二つ有り

空冷



水冷


の二つがあります。


まず、「空冷」ですが

文字のとおり空気でパソコンのCPUやメモリ、マザーボードを冷やす方法です
イメージとしては「扇風機」でしょうか。
ファンを回転させ空気をパーツに当てることで該当のパーツを冷やしていきます。


続いて「水冷」ですが
こちらは水の力を使ってパソコンのCPUやグラフィックボードを冷やす方法です
パイプに循環液を通し、循環液をファンで冷やしてパーツのヒートシンクに触れさせることで温度を下げます。
イメージとしては「車のエンジンを冷やす冷却水やラジエーター」と思って頂ければわかりやすいと思います。


それぞれのメリットですが

空冷はとにかく安いことが挙げられます
高性能な空冷ファンでも3000円前後で用意できます。
また、多少の知識があれば自分でもパーツ交換が可能です。


水冷のメリットはとにかく冷却能力が高いことです。
以前私のパソコンのCPU温度を測定したところ夏場は常に70度を越えることがありました
(ちゃんと埃はとってますよ(´∀`))
これには色々な原因がありましたが、試しに簡易水冷キットを購入し交換したところ
10度近く温度が下がったことがあります。
また、パーツを直接冷やすためパソコン周辺の温度(部屋の温度やパソコン内部の温度)
に左右されないのも強みです。


ただ、メリットがあればデメリットも勿論あります。

まず空冷ですが
部屋の温度やパソコン内部の温度に左右されてしまうことがあります。
これは水冷のメリットの逆ですね。
また、ファンに埃がたまってしまうと冷却能力が損なわれ十分な性能が発揮できないところです。

続いて水冷ですが
パーツが高い!!
ことが大きな欠点です。
高性能な空冷ファンが3000円ほど・・・に対して
安い簡易水冷でも5000円以上、完全水冷化するなら10万円近くしてしまうのが水冷のデメリットです。
また、水が漏れてしまうとパーツが壊れてしまったり
パソコン内部全体を水で冷却するわけではないのでマザーボードやメモリを同時に冷やせないのも欠点です。






さて、結局どちらがいいの?という話ですが

コスパを重視、パソコンはインターネットやofficeを使うくらい!なら空冷


オンラインゲームなどのCPUに高負荷を掛け続ける事が多いユーザは水冷

がおすすめになります。



因みに高負荷の掛かるサーバーは
サーバールームを20度前後に冷やして空冷で冷やす
のが主流だそうです。
水冷はメンテの手間や故障の要因になるので使われないのだとか・・・


いつかは自分も自作で完全水冷を挑戦してみたいですね。


それでは今日はこのへんで失礼します。


和地
posted by 和地 at 09:00| Comment(0) | 運用保守 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月10日

酷暑な時は熱暴走に気をつけよう

皆さんこんにちは、川島です。

今年の夏は暑すぎる!
だからこその『熱暴走』対策について書きたいと思います。
今年は特に熱暴走による故障と思われる連絡が多いのです。

3年ほど前にも同じような内容を書いていますが、今回はもう少し掘り下げる形になります。

『備えは万全?夏のパソコン故障対策』
http://sap-web-itss.seesaa.net/article/423889107.html?1533866413

過去記事とも内容が重複しますが、熱暴走の原因は主に下記3つになります。

●排気・吸気口の詰まり
●内部ファン・ヒートシンクのホコリ付着
●そもそも部屋が暑い

つまり対策は『掃除』『冷却』になります。


【掃除について】
PCはノートもデスクトップも精密機器です。
ホコリ等の詰まりは冷却効果の低下だけでなく、機器のショートなども招きます。

故障で送られてきたPCなどを見てみると、ホコリがえらい事になっていて
マスク必須な状態なことがあります。これでは、冷却効果がかなり落ちてしまいます。

PC外部・内部ともに掃除機やエアダスターなどでたまに掃除を
してあげて下さい。また、通気口・排気口周りはスペースを空けて、
塞がないようにしましょう。

※掃除の際は必ず主電源を切ってから作業をするようにしましょう。感電やショートの恐れが
ありますので注意ください。


【冷却について】
ここでいう冷却というのは、内部だけでなく外部も含めたものです。

たとえば、データセンターやサーバルームなどに入ったことはないでしょうか?
かなり寒い状態を維持しており、サーバの高負荷時の温度上昇に備えています。
PCでも同じで、外部冷却による効果はかなりのものです。
できうる限り空調が効いている中でのPC利用をお奨めします。

とはいえ、デスクトップPCの場合は、ファンも大きく、内部スペースも広いことが多いため
冷却効果はある程度確保できます。が、ホコリが溜まっていると効果が低下します。

ノートPCの場合は、省スペースな構造上熱が篭り易く、冷却効果が弱いです。
その上、昨今のノートPCは小さいながらも性能は高くなっているため、相当高温になります。
ヒザに乗せてノートPCを使ってみてください。かなり熱くなることがわかると思います。
排気口も小さいのでホコリが詰まっているとすぐ熱が篭ります。
ノートPCでも排気口などの掃除が必要です。

それでも足らない場合、『ノートPC用冷却台』などのグッズを使って冷却効果を
高める方法もあります。結構種類も出ているので、試してみるのもいいかもしれません。

いろいろと書きましたが、熱暴走の原因はほとんどが『ホコリの詰まり』による
冷却効果の低下です。なので、兎にも角にも『まずは掃除』をすることをお奨めします。

『PC起動後に突然落ちる』『動作がいつもよりカクカクする』などの時は熱暴走の
可能性があります。壊れる前に早めに対策を取りましょうね。

では、今回はこの辺で。
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posted by 川島 at 15:55| Comment(0) | 運用保守 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする