2018年09月23日

無料で使える!?GCPでのクラウド環境構築のススメ

舘です。
今回はとあるクラウドサービスをご紹介したいと思います。

皆様は、個人で気軽に使えるサーバが欲しい…そう思った事はありませんか?

私の場合は、とあるプログラムを24時間常に実行できる環境がほしいと考えていました。
他にもwebサイトの公開用であったり、外出先でも参照できるファイルサーバにしたい場合など
ちょっとした用途で使えるサーバがあると便利ですよね。

まず思いつくのはPCを24時間稼働させてサーバとして利用することですが
・そもそもの環境構築とメンテナンス
・故障時の対応
・停電や回線障害による停止リスク
などなど個人で運用するのは手間がかかります。

次に思いつくのがVPSなど仮想サーバをレンタルできるサービス。
こちらは上記のような運用の手間は削減できるものの
自宅でPCを稼働させるのに比べてランニングコストが高額で気軽に利用はできません。

手間もお金もかけずに利用できるサーバは無いものか…
そうお悩みの方にオススメしたいのが
Googleが提供するGoogle Cloud Platform (GCP) です!

GCPはIaaSと言われるクラウドサービスで
GCP内でGoogleのインフラやソフトウェア技術を活用した
様々なサービスが提供されています。

その一つGoogle Compute Engine (GCE)を用いることで
手軽にLinux環境の仮想サーバを構築することが可能なのです。


■IaaSとは?

そもそもIaaSとは、仮想マシンやネットワークなどのインフラそのものを
インターネット経由で提供してくれるサービスのこと。
具体的な例だと、Amazonが提供するAWSが有名ですね。

インフラ自体を提供するサービスなので、利用する仮想マシンの構成であったり
マシン上で動かすOS・ソフトウェアについても自由度が高く
様々な用途に活用が可能なサービスとなっています。

また、実際のハードウェアや回線はデータセンターに置かれているため
・ハードのメンテナンスや故障対応はプロのスタッフにお任せ
・非常用電源設備や回線の冗長化がされている
など自宅での運用に比べメリットが大きいのがポイントです。


■GCPをオススメする理由

複数あるIaaSの中でGCPをオススメする理由は
ズバリ料金にあります。

IaaSは従量課金制利用料金が青天井というケースが多く。
なかなか個人で気軽には使えない…

そこで紹介したいのがGCPだけの特徴として挙げられる
”Always Free(常時無料枠)”の存在です。

AWSやマイクロソフトが提供するAzureにも1年間の無料利用枠が設けられているのですが
GCPでは、他サービスと同様の1年間の無料枠に加えて
一部のサービスが期限なく無料で使用できるようになっています!

上に挙げたGoogle Compute Engine (GCE)も無料枠の対象に含まれており
初期費用も月額費用も一切発生させずに仮想サーバを構築できてしまうのです。

ただ、当然ながら無料枠として利用できる範囲は各サービスごとに決まっており
GCEの場合、無料で使用できるのは最下位プランの"f1-micro インスタンス"に限られています。

"f1-micro インスタンス"基本スペック
1コアCPU
600MBメモリ
30GBストレージ
1GB/月の通信量

Windowsを動かしたり、LinuxでもGUI操作を前提とすると
力不足感が否めないスペックではありますが
LinuxでCUI操作を行う分には必要十分なスペックかと思います。

加えて、1つの仮想マシンに対して固定IPアドレス1つまでは無料
更にはFWリソース監視も無料オプションとして利用可能と
有料VPSと比べても同等以上のサービス内容となっています。

なお、GCEは無料枠以外でも長時間稼働させた場合の割引制度や
他社と比較したとき同コストでより高性能のマシンを利用できるなど
コストパフォーマンスの良さを売りにしているようなので
無料枠を超えてガッツリ使いたい方にもオススメです。




というわけで、今回はGoogleのインフラ上に自分専用の仮想環境をつくれる
Google Compute Engine (GCE)のご紹介でした。

Google Cloud Platform (GCP)の無料枠にはGCE以外にも
ファイルストレージサービスやOCR・音声認識といったAPIも含まれています。
>>無料枠サービス一覧<< 

少し検索するとGCP無料枠の様々な活用方法が紹介されているので
今まで有料サービスを利用するしか方法がないと考えていた事も
GCPの無料枠を上手に活用すれば、手間もお金もかけずに実現できるかもしれませんね。
posted by 舘 at 20:33| Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

ExcelでActiveDirectoryにアカウントがあるか確認する方法

こんにちは、滝澤です。

またまた、いつものようにアカウント作成業務を実施していた時のこと。

私はアカウントを再作成しないようActiveDirectory上で確認してから、
アカウント作成のCSVファイルをExcel上で作成しています。
このひとてま、Excel上で確認できれば作業効率がアップするのでは、、、

そうです。こんなときはVBAです。

対策として実施した、
ExcelでActiveDirectoryにアカウントがあるか確認する方法」について投稿したいと思います。

以下の関数を登録してください。
※ここでは、hoge.localドメインのUsers配下を検索しています。
 ----
 Public Function IsAdAccountExist(chkCN As String) As Boolean
     Dim objSysInfo, objUser As Object
     Dim DN As String

     ' 対象ユーザのDNを作成
     DN = "CN=" & chkCN & ",CN=Users,DC=hoge,DC=local"

     Set objSysInfo = CreateObject("ADSystemInfo")

     On Error GoTo ErrUserDN
     Set objUser = GetObject("LDAP://" & DN)
     On Error GoTo 0

     Set objUser = Nothing
     IsAdAccountExist = True
     Exit Function

 ErrUserDN:
     IsAdAccountExist = False
 End Function
 ----

@対象範囲を選択します。
  EA001.png

Aホームリボンから「条件付き書式」、「新しいルール」を選択します。

B以下の設定します。
 「数式を使用して、初期設定するセルを決定」を選択
 「次の数式...」に、「=IsAdAccountExist(C3)」 ※選択範囲の一番上を指定
 「書式」として色を設定
  EA002.png

CActiveDirectory上にアカウトがあればセルに色が付きます。
 EA003.png

これでActiveDirectory上にアカウトがあるか一目でわかるようになりました。

それではこの辺で失礼します。

posted by 滝澤 at 11:30| Comment(0) | Windows・Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月27日

パソコンの空冷と水冷、どっちがいいの?

こんにちわ
和地です。

まだまだ暑い日が続きますね。
プライベートの話ですが、休日運動不足解消のためにロードバイクを漕いだのですが
あまりの暑さに予定時間を切り上げて家に帰るくらい辛い暑さが続いております。


そんな中前回川島が『熱暴走』対策について書いておりましたね
その記事はこちら

その続き・・・というわけではありませんが
今回はパソコンの冷却方法についてお話したいと思います。

パソコンの冷却方法は大きく分けて二つ有り

空冷



水冷


の二つがあります。


まず、「空冷」ですが

文字のとおり空気でパソコンのCPUやメモリ、マザーボードを冷やす方法です
イメージとしては「扇風機」でしょうか。
ファンを回転させ空気をパーツに当てることで該当のパーツを冷やしていきます。


続いて「水冷」ですが
こちらは水の力を使ってパソコンのCPUやグラフィックボードを冷やす方法です
パイプに循環液を通し、循環液をファンで冷やしてパーツのヒートシンクに触れさせることで温度を下げます。
イメージとしては「車のエンジンを冷やす冷却水やラジエーター」と思って頂ければわかりやすいと思います。


それぞれのメリットですが

空冷はとにかく安いことが挙げられます
高性能な空冷ファンでも3000円前後で用意できます。
また、多少の知識があれば自分でもパーツ交換が可能です。


水冷のメリットはとにかく冷却能力が高いことです。
以前私のパソコンのCPU温度を測定したところ夏場は常に70度を越えることがありました
(ちゃんと埃はとってますよ(´∀`))
これには色々な原因がありましたが、試しに簡易水冷キットを購入し交換したところ
10度近く温度が下がったことがあります。
また、パーツを直接冷やすためパソコン周辺の温度(部屋の温度やパソコン内部の温度)
に左右されないのも強みです。


ただ、メリットがあればデメリットも勿論あります。

まず空冷ですが
部屋の温度やパソコン内部の温度に左右されてしまうことがあります。
これは水冷のメリットの逆ですね。
また、ファンに埃がたまってしまうと冷却能力が損なわれ十分な性能が発揮できないところです。

続いて水冷ですが
パーツが高い!!
ことが大きな欠点です。
高性能な空冷ファンが3000円ほど・・・に対して
安い簡易水冷でも5000円以上、完全水冷化するなら10万円近くしてしまうのが水冷のデメリットです。
また、水が漏れてしまうとパーツが壊れてしまったり
パソコン内部全体を水で冷却するわけではないのでマザーボードやメモリを同時に冷やせないのも欠点です。






さて、結局どちらがいいの?という話ですが

コスパを重視、パソコンはインターネットやofficeを使うくらい!なら空冷


オンラインゲームなどのCPUに高負荷を掛け続ける事が多いユーザは水冷

がおすすめになります。



因みに高負荷の掛かるサーバーは
サーバールームを20度前後に冷やして空冷で冷やす
のが主流だそうです。
水冷はメンテの手間や故障の要因になるので使われないのだとか・・・


いつかは自分も自作で完全水冷を挑戦してみたいですね。


それでは今日はこのへんで失礼します。


和地
posted by 和地 at 09:00| Comment(0) | 運用保守 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする